ネコビッチ号がproject入りしました!

2018/11/20

21戦2勝。ネコビッチは、父は通算5戦5勝、ヨーロッパでGⅠ2勝1999年のカルティエ賞最優秀2歳牡馬を受賞したファスリエフ。母はビバエルフ、母の父はフォーティナイナー系の種牡馬コロナドズクエスト。曾祖母には馬名が「ロジータ記念」というレースになってしまうほどの、南関東競馬の稀代の名牝ロジータの血を引き継いでいる馬だ。またロジータの子ども、孫、ひ孫には重賞勝ち馬が多数いる日本屈指の牝系で、本馬もそれに続く活躍が期待された。

ネコビッチのデビュー戦は2歳。夏の新潟芝マイル戦。出ムチを入れ気合をつけたが、行き脚がつかず最後方からレースを進めて、バテた馬を交わしただけで14着に敗れてしまう。次走はダートの1200m。父の産駒、何よりロジータが得意としたダート競馬だ。10番人気でまた行き脚がつかず後方からレースを進めることになったが、上り3ハロンは2位のタイムで追い込み5着になった。やはり両親の血が騒いだのか、ここからダート競馬で5戦連続掲示板に載り、上りタイムはほぼ1位で走るスタイルで、ダート競馬での追い込みが定着していった。

そして3歳になってからの初戦。2番人気支持された8戦目。後方からレースを進め4コーナーから猛烈な勢いで追い込んで来て1頭だけ違う脚色。このまま勝てる!と思ったが1番人気の馬もネコビッチが並ぶ寸前からのラストスパート。激しいせめぎ合いが繰り広げられた結果、ネコビッチがクビほど前に出たところでゴール!!3着との差は4馬身あり、まさにデッドヒートの中での初勝利であった。

その後500万クラスのレースで6戦中、持ち前の末脚を武器に3着2回、と善戦を続けた後のダート1300m戦。鞍上は関東の名手戸崎騎手。スタートも上手くでて中団につけ直線に向くが、内枠のため馬群に包まれて追い出しがかけられない…このまま終わってしまうのかと思った瞬間、外に1頭分だせるスペースが空き、そこに進路を取りラストスパート!持ち前の末脚で前に行く馬を一頭一頭捉えていき、後ろからの追撃も振り切り、半馬身差で勝利!2勝目をあげた。

1000万クラスにあがると上がり最速タイムで掲示板に載るも、勝利できず降級。500万クラスに戻るとまた2着、5着と安定した成績を残して3勝目も目前、というところで引退が決まった。

サラブレッドなのに「ネコ」というチャーミングな名前がついた、競馬ファンに人気を博しているネコ軍団の本馬。さらに名牝ロジータの血を受け継ぎ、豪快な末脚も魅力だった本馬。ファンからのセカンドキャリアの支援をぜひよろしくお願いします!

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